クリア素材のフラワービーズを使った涼しげなイヤリングは、春から夏にかけて使いたいデザイン。
華奢なイメージで、カジュアルな服にもレディライクな服にも合わせられます。
また、アクリル製のビーズは軽く、長時間つけていても耳が痛くなりません。
道具もビーズも最小限で作れるので、初めてハンドメイドアクセサリーを作る人にもおすすめのイヤリングです。
材料・道具
A:ドイツ製アクリル 花24 約11mm クリスタル(6個入り)・・・2つ(貴和製作所)
B:Tピン 0.7×45mm・・・2本(貴和製作所)
C:Tピン 0.7 ×30mm・・・2本(貴和製作所)
D:イヤリング ネジバネ玉ブラ4mm 小・・・2つ(貴和製作所)
・平ヤットコ・・・2つ
・丸ヤットコ・・・1つ
作り方
①AのビーズをBのTピンに通す
Aのビーズの花びら側からTピンを通し、一番奥までビーズを押し込みます。
②BのTピンの端から約8mmのところを90°折り曲げる
Tピンの端から約8mmのところを、平ヤットコを使って90°折り曲げます。平ヤットコでTピンの端を曲げるときは、ピンを手で軽く押さえましょう。
力をいれて押さえるとピンが歪んでしまうので注意してください。
③曲げたTピンの端を丸める
②で90°曲げたTピンの端の根元あたりを丸ヤットコで挟み、曲げた方と逆方向に少しずつ丸めていきます。一気に丸めようとすると、きれいな丸にならず歪んでしまいます。
まずは根元部分を丸め、次に真ん中、そして先端を丸めていくようにしましょう。
④もう1つのAのビーズとCのTピンで同じものを作る
BのTピンより短いCのTピンを使って、①〜③の手順で同じパーツをもう一つ作ります。
⑤Tピンの丸めた部分を開く
イヤリング金具につけるため、Tピンの丸めた部分を平ヤットコを2つ使って開きます。
丸めた部分を開く際に注意したいのが、横に広げるのではないということ。写真のように、前から後ろに向けて押し広げるイメージで開いてください。
⑤イヤリング金具とパーツをつなげる
前後に押し開いたTピンをイヤリング金具に通し、平ヤットコを使って、押し開いた部分を引き戻すイメージで閉じれば完成です。
Tピンを丸められれば誰でも作れる
ハンドメイドアクセサリーに慣れていない人にとっては、Tピンを丸める作業が難しいポイント。逆に言えば、Tピンがきれいに丸められるようになると、ハンドメイドアクセサリー作りの幅が大きく広がります。
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デザイン・写真・文/家富 鈴
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