【グラフィックデザイナー編】クリエイターの実態を暴く実録インタビュー

キャリア

横文字でスカしてる?「クリエイター」の実態を暴く

「クリエイター」「クリエイティブ系」と聞くと、どんな職業を思い浮かべますか?

クリエイターとは、”創造的な仕事に携わる人の総称”であり、具体例をあげるとデザイナーやライター、漫画家やフォトグラファーなどがクリエイティブ系の職業です。

さらにニッチな例をあげるとするならば、絵画修復士や飴細工職人、YouTuberなんかもクリエイティブ系の職業に分類されます。

しかし、実際にクリエイティブ系の職業に携わった経験がない人からは、「なんか横文字でかっこいい」「ちょっとスカしてる」「意識高そう」なんてイメージを持たれがち。

そこで今回は、私の周りにいるクリエイターたちにインタビューを行い、クリエイターの実態を暴いていきたいと思います!

最初に突撃したクリエイターはグラフィックデザイナーのAさん

20代女性・グラフィックデザイナーA

主に企業のサイトやパンフレットなどのデザインを担当している。

ライター(私)とは新宿ゴールデン街の飲み屋で出会った。

クリエイターになったきっかけは?

昔から漠然と「デザインの仕事につきたい」と思っていました。

結局、新卒でエンタメ系の仕事についたけど納得しきれなくて、無理やりグラフィックやイラストへ方向転換。

当時は基礎知識の「CMYK」や「RGB」もわからなくて、グラフィックデザイナーの仕事は今のデザイン事務所でほぼ働きながら学んだ感じですね。

クリエイターとして働く中で一番嬉しかったことは?

「私に仕事をお願いしたい!」と選んでもらえたり、仕事が終わってから「お願いしてよかった!」とお客様から感謝された時。

あとは単純に、広告とかサイトが公開されて、自分が手がけた作品が世の中に出ると嬉しいです。

クリエイターとして働く中で一番辛かったことは?

デザインは答えが無いから、ゴールを自分で見極めなければならないこと。休みの日もずっと仕事が頭の中から離れません。

全力を出してもクライアント(お客さん)の意見と食い違っていたら振り出しに戻るので、入稿直前に0から作り直すことも少なくないです。

でも、エンタメ系の仕事の方が体力的にはつらかったですね。ロクに家にも帰れず徹夜で仕事して、打ち上げで寝ちゃったり…。

クリエイターとして働く中で一番大切にしていることは?

クライアントと自分、お互いが納得するものを作るようにすること。

お客さんの意見だけだとまとまらないものを、私の力でより良くしたいと思っていつも試行錯誤しています。

クリエイターに向いている人の特徴は?

何事も面白いと興味を持ち、休みの日でも常にクリエイティブに触れてる人。

なんでも良いから創作意欲が常にあって、行動力がある人。

今までクライアントに言われた中で一番印象的(意味がわからなかった)な要望は?

打ち合わせの時は「それでお願い!」とスムーズに終わったのに、いざ制作物を出したら「話と全然違う!!」と激怒されたこと。あの打ち合わせは一体何だったんでしょう。

結局、あとからこのクライアントは毎回「打ち合わせが意味ない」と言われるくらい意見がコロコロ変わる謎な人だと知りました…。

仕事が行き詰まったとき、どうやって解決していますか?

友達や職場の人、誰でもいいのでとりあえず人と話します。業種が近い人にはその時悩んでいることを軽く相談してみて、アドバイスをもらったりすることもありますね。

あとは、仕事をする場所を変えます。カフェとかで作業すると、気分転換になってはかどるタイプです。

よく遊ぶ友達は何系の職業が多い?

元職場のエンタメ関係の人か、今の広告関係の人と遊ぶことが多いですね。

あとは元バイト先(某コーヒーチェーン)の人とか。

来世はどんな職業に就きたい?

今とは違う仕事に挑戦したい。

でも、次もクリエイティブ系がいいです。

なんかクリエイターっぽい一言をお願いします。

えー!クリエイター、大変だけど楽しいです! 

未経験でグラフィックデザイナーに飛び込む度胸がすごいよAさん

記念すべき第1回目のクリエイターインタビューは、新宿ゴールデン街で友達になったグラフィックデザイナーのAさんに突撃しました。

今のデザイン事務所に入るまで、グラフィックデザイナーとして働いた経験はなかったものの、面接時に「イラレできます!」とハッタリをかまして見事採用となったそう。

度胸がハンパないAさんですが、今や1人でサイトやパンフレットのデザインを手がける立派なクリエイターに成長しました。

そんなAさんの勇気と努力を、私たちも見習いたいものですね。

文/PAUME編集部

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