古き良きレトロ喫茶がひしめく街・神保町
東京駅から電車で約10分、大型書店や古本屋が数多く立ち並ぶ「本の街」として知られる神保町。
そんな神保町には、古き良き純喫茶やレトロ喫茶も多く点在しています。
今回私が足を運んだのは、神保町駅A5出口から徒歩1分の場所に位置する「トロワバグ」。
気になる店内の雰囲気やアクセス、人気メニュー・グラタントーストを食べた感想などをお伝えしていきます。
神保町駅すぐ!地下にひっそり佇む隠れ家レトロ喫茶【トロワバグ】
白山通り沿いにあるビルの地下1階に佇むトロワバグは、手書き風のホットコーヒーが描かれたこちらの看板が目印。
70年代を彷彿とさせるレトロなデザインが印象的ですが、実際にお店がオープンしたのも1976年。今年で創業44年目になります。
店内へと続く階段では、これまたレトロな看板がお出迎えしてくれました。
しっとりしたジャズが流れる店内は、一般的なカフェよりもやや暗め。
飲食店の分煙化が進む中、いまだに全席喫煙可の喫茶店も多いのですが、トロワバグは右手が禁煙席、左が喫煙席となっています。
店内の様子が外から見れないので、初めて来店する人はちょっと緊張してしまうかもしれませんが、気取った感じはまったくナシ。
テーブル席で友達とのおしゃべりに花を咲かせる人、カウンター席でひとりで読書を楽しむ人、みんな自由にトロワバグでの時間を楽しんでいる様子でした。
神保町【トロワバグ】の人気メニューはグラタントースト
いちばん奥にある2人がけのテーブル席に着席した私と友人は、迷わずに「グラタントーストセット(1,200円)」をオーダー。
厚切りのトーストの上にたっぷりのホワイトソースとチーズ、ハムがのったグラタントーストは、トロワバグのフード類でいちばん人気のメニューだそう。
注文から20分ほどで到着したグラタントーストは、予想以上のボリューム。大食いの私にとってはうれしいサプライズです。
この日、グラタントーストに添えられていたのはトロワバグ特製のポテトサラダでしたが、日によってはマカロニサラダやキャロットラペになることもあるんだとか。
トロワバグ特製のポテトサラダは一般的なポテトサラダと違い、角切りにされたジャガイモを酸味のあるマスタードであえたもの。
クリーミーなグラタントーストの合間に食べると、この酸味がほどよいアクセントになるんですよね。
グラタンとトースト、炭水化物同士のタッグにハズレなし
そして、こちらがメインのグラタントースト。焦げ目のついたチーズの下には、たっぷりのホワイトソースとハムが隠れています。
「グラタントースト」というメニュー名から、なんとなく味はイメージできていたはずなのですが、その予想を大きく裏切る美味しさに感動してしまいました。
チーズとホワイトソースの濃厚な味わいにハムの塩気が加わり、口の中に広がる幸福感はとどまることを知りません。
グラタンとトースト…やはり炭水化物同士のタッグにハズレなしですね。
写真を撮り忘れてしまったのですが、セットのアイスコーヒーもちょうどいい苦味とコクで私好みでした。
神保町のレトロ喫茶【トロワバグ】への行き方
都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線神保町駅のA5出口を出て、右回り北方向にUターンする形で白山通りを目指します。
そのまま白川通りを水道橋方面に向かって直進すると、右側にトロワバグがあります。
【店名】カフェ・トロワバグ (CAFE TROIS BAGUES)
【電話番号】03-3294-8597
【住所】東京都千代田区神田神保町1-12-1 富田ビル B1F
【Googleマップ】https://goo.gl/maps/gb34EAYkT3tMnSRr6
【定休日】日曜
【営業時間】月10:00~20:00(L.O.19:30)
火〜金10:00〜21:00(L.O.20:30)
土・祝12:00~19:00(L.O.18:30)
【その他】分煙・カード支払い不可
※掲載されている店舗情報・メニューは変更されている場合がございます。あらかじめご了承ください。
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が本記事と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
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