おすすめUber eatsグルメ「肉めし岡むらや・肉しゃぶめし」

グルメ

目黒区在住のライターがお気に入りUber eatsグルメを紹介

Ubereatsおすすめメニューの画像

外食さえ難しくなってしまった今、Uber eatsの利用回数が格段に増えてしまったのは私だけだろうか。

この連載では、食べることが人生の唯一の楽しみである筆者が、Uber eatsで注文した食べ物を淡々と食レポしていく。

Uber eatsサーフィンで肉しゃぶめしの波に乗れ

ここ2か月ほどフルリモート勤務となり、食べることか深夜の散歩くらいしか生きる楽しみが見いだせなかった私は、その日も午後の仕事を頑張る活力となるご飯を求めてUber eatsサーフィンをしていた。

私の仕事は、力仕事とは程遠いライター兼編集者だが、頭を使うと普通にお腹がめちゃくちゃ空く。ローソファーにだらしなく座って仕事をしていても疲れるものは疲れるし、スタミナがあるものを食べたくなる時だってある。

しかし、その時の私はまだ「自分が何を食べたいか」を具体的に決めていなかったため、Uber eatsを見てピンとくるものがあったら注文しよう、なかったらテキトーに家にあるラーメンでも食べればいいと思っていた。

そう、「肉めし岡むらや」の肉しゃぶめしのサムネイル画像を見るまでは…。

決意を固めたデブは行動が早い

器からははみ出す勢いで重ねられた肉の花弁に、私の心は一瞬で奪われ、「この肉を喰らって生きる」ことを決めた。決意を固めたデブは行動が早い。即座に肉1.5倍の肉しゃぶ飯をオーダーし、ドライバーの到着を待つこと20分。ついに自宅のインターホンが鳴った。

私は何食わぬ顔で「ありがとうございます」「ごくろうさまです」とお礼を言い商品を受け取ったが、本当は今すぐドライバーの目の前で牛しゃぶ飯をむさぼり尽くしたいほど腹が空いていた。

しかし、私はもういい大人だ。「Uber eatsで見た画像の牛しゃぶ飯しか受け付けないぞ」と吠える胃を一旦ルイボスティーで宥めながら、待ちに待った牛しゃぶ飯のフタを開ける。

するとどうだろう、長時間酷使してきた脳が牛しゃぶ飯の匂いで覚醒し、どんどんクリアになっていく錯覚に陥る。興奮で震える手で卵を割ると、力加減でベシャリと情けない音を立てて肉の上で崩れた。

しかし、私にはもはや卵の造形などどうでもよかったのだ。一刻も早く目の前にある牛しゃぶ飯を食べることが、人生における最重要タスクだと確信していた。

そして薄くスライスされたしゃぶしゃぶ用のお肉を1枚口に運び、咀嚼する。わかり切っていたことだが「めちゃくちゃうまい」この一言に尽きる。

甘すぎず辛すぎず、ツンと来るようなしょっぱさもほぼ感じない″ちょうどいい味″が、染み込んだ薄い肉は柔らかい。

しかしトロけるほどの柔らかさはないので、食べ応えもしっかり感じられる。脂身も少ないので、1.5倍にして正解だった。

ここまで自分好みのご飯にありつくことができるのだから、デブの勘もここまで来ると馬鹿にはできるまい。

すき焼き風味の激ウマ木綿豆腐との出会い

Ubereatsおすすめメニュー「牛めしや 岡むら屋」の画像

夢中になって肉の旨みをとタレが染みたご飯を味わっている最中、私は肉のご飯の間に見覚えのある物体を発見した。そう、それこそが…甘辛いすき焼きのタレをちょうどいい塩梅で染み込ませた木綿豆腐!

家族ですき焼きをした次の日、余ったすき焼きでおじやをする時の1番の楽しみであり、味染みまくりの…木綿豆腐がそこにあったのだ。

私は興奮していた。外食ならまだしも、一人暮らしでなかなかすき焼きやしゃぶしゃぶをする機会はない。まさかあの「味しみしみ木綿豆腐」と自宅で再会するとは思っていなかった。

完全に肉めし岡むらやの作戦勝ちだ。ほどよく味付けされた肉の下にまさか木綿豆腐が息を潜めていたとは…。

思わぬサプライズに胸を躍らせながら、さらに箸を進める。言わずもがなしゃぶ肉と木綿豆腐の相性は抜群で、ご飯との組み合わせとはまた違った食感と美味しさが楽しめた。

この3つのトリオを心ゆくまで味わったあと、「肉が食べたくなったら絶対にまた頼もう…」と次回のオーダーにまで想いを巡らせている自分がいた。

”薄くて柔らかくて脂身がない、ほどよく味が染みた肉”と”硬すぎず柔らかすぎず炊かれたご飯””そして間に挟まるタレがしみしみの木綿豆腐”。

このビッグスリーがタッグを組んだ「肉しゃぶめし」を超えるUber eatsグルメがあれば、ぜひ教えてもらいたいものだ。

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