壁の薄いおうちで”話し声&騒音”が気になる時どうしてる?

アイデア

壁の薄いアパートとマンション、ストレス溜まるな〜

マンションやアパートに住んでいると、隣に住んでいる人の生活音や話し声が気になることがありませんか?

この記事では、立地と家賃だけを優先して壁の薄いアパートに引っ越してしまった愚かな私が、隣人の騒音が気になる時に実際に行っているアクションをご紹介します。

※これはあくまで私と隣人との冷戦を描いたエピソードであり、ご近所問題の解決法として推奨しているわけではありません。トラブルが起きたとしても一切の責任を負い兼ねます。

 

会話に勝手に参加する

私の隣に住んでいる人は男性なのですが、週4くらいのペースで彼女が遊びにきます。俗に言う反同棲ですね。

カップルが1Kのアパートで一緒に過ごすとなると、色々と盛り上がることもあるでしょう。

恋人と楽しく会話をしていると、まるで2人だけの世界だと思い込みがちですが、壁の薄いお家だと全て隣人に丸聞こえです!

特に家の外が静まり帰る深夜などは、ちょっと声のボリューム調整を間違えただけで隣の部屋からの会話が筒抜け。

そんな時、私は「全部聞こえていますよ!!!」いうアピールと「隣にヤバイ奴が住んでいる」という恐怖感を与えるために、隣から聞こえてくる会話に勝手に参加するのです。

もちろん全て会話の内容が把握できるわけではないのですが、一瞬静かになったタイミングで「うんうん!!!」「そーなんだ!!!」「へえ!!!」「えー!!!」などのレパートリーを使い分けています。

この対策法のポイントは、びっくりマーク3つ分くらいの勢いで相槌を打つこと。びっくりマーク1つ2つじゃ会話に夢中になっている隣人は気付きません。

会話と会話の「間」に、びっくりマーク3本分以上の勢いでリアクションを起こすことで「今何か聞こえなかった?」と会話を一旦止められます。

とにかくバカでかい声で笑う

これは最初にご紹介した「勝手に会話に参加する」の応用編に当たるのですが、このアクションは隣人の会話の間のタイミングを伺う必要がないので、いつでも繰り出しやすいのが大きなメリット。

シンプルに「ハハハハハハハハ!!ハハハハハハハハ!!」と笑い声を1〜3分上げ続けることで「なんかずっと笑い声が聞こえる…」と恐怖感を煽るテクニックなのですが、結構な体力が必要なので、肺活量に自信がない方や喉が弱い人にはあまりオススメできません。

ちなみに、笑い声のレパートリーは「イヒヒ」や「ウフフ」でも効果があると思われますが、やはり口を大きく開ける「アハハ」系がベストでしょう。

Wikipediaをバカでかい声で読み上げる

私がまだ隣人の話し声に悩んでいた際、「うるせえな…ハッでも、私はほとんど家に人を呼ばないし電話もあんまりしないから、そもそもこの人達は自分たちの会話が隣の部屋に聞こえていることにすら気付いてないのでは?」と思い、考えついたアクションです。

「何か私も言葉を発して、人間の声がこんなに響くことを気付かせなくては」と決心し、その時たまたまパソコンで開いていたWikipediaに、部屋の片隅にあった「ジョジョの奇妙な冒険」のタイトルを入力しました。

そして、Wikipediaに表示された「ジョジョの奇妙な冒険」の作品解説を読み上げた頃、隣から聞こえていた耳障りな話し声がピタリと止んでいることに気付いたのです。

生活音や話し声のボリュームは、意識しないとなかなか自分で気づきにくいもの。

もちろん読み上げるものは、Wikipediaでなくても構いません。なるべく壁に近づいて「あなたの声も聞こえてますよ」と遠回しに教えてあげましょう。

「うるさいんですが!?」と壁に向かって叫ぶ

これは体調が悪い時、究極に隣人の話し声がうるさくて我慢できなかった時に起こしたアクションです。

ただこれはトラブルに発展する可能性が高いことも否めないので、正直あまりオススメできません。1つの体験談として頭の片隅に留めて頂ければと思います。

本当に壁が薄いと、隣の人がだいたい部屋のどの位置にいるかも把握できてしまうので、まずはおそらく声の主がいるであろう方向を特定します。

そして、その方向に1番近い壁に向かって「うるさいんですが!?」と叫ぶ。

私の場合は、1秒もたたずに「すみませんでした!!」とレスポンスが返ってきました。

これは皮肉にも隣人との初めての会話であり、見ず知らずの人と壁越しに交わしたコールアンドレスポスでもあります。

しかし思い返せば、これは体調不良でストレスが限界に達した結果の、反射に近い自己防衛だったのでしょう。

この文章を読んでドン引きしている方も少なくないはずですが、それは正しい感情です。

私自身こうして文字にして振り返ってみると「よく逆ギレされなかったな」と他人事のような感想しか出て来ないですし、普通の精神状態ではとても勇気がなくて真似できません。

ちなみに、見事なコールアンドレスポンスを返してくれた隣人ですが、その後も相変わらずうるさい上に彼女もバリバリ遊びに来ます。

壁ドンや大音量のお経はあまり効果がない

私はその他にも、騒音が気になった時の定番「壁ドン」や「1番不気味だと感じたYouTubeのお経を大音量で流す」など、さまざまな対処法を行ってきました。

しかし、自分の身体で行う壁ドンは痛みを感じる上に普通にやり返されてムカつきますし、お経は1ミリも効果がありませんでした。TVの音やBGMだと思ったのでしょうか?

こんな風に隣人の騒音や話し声に悩まないためには、そもそも一般的に「壁が薄い」と言われる木造や軽量鉄骨のお家を選ぶのは避けましょう。

特に私のように家にいる時間が多い在宅ワーカーや、神経質な人は要注意です。

ヒーリングミュージックで自分の世界を確立する

 

ここまで散々メチャクチャなエピソードを語ってきましたが、最近では隣人の話し声が気になる時、iTunesでたまたま見つけたこのヒーリングミュージックを聴いています。

歌詞がある歌だとついノリすぎて集中できなくて、クラシックだとなんか眠たくなってきちゃう、みたいな人におすすめ。

よくある謎のオルゴール調のヒーリングミュージックでもなく、かと言って耳障りなノイズでもない。お洒落なミュージックビデオの冒頭部分をループしてるみたいで心地いいです。

周囲から聞こえる「音」でストレスを感じる時は、イヤホンやヘッドホンで落ち着くBGMを流すのが、1番平和的な解決方法なのかもしれません。

 

最後になりますが、くれぐれもこの記事のエピソードは真似しないでくださいね。

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