横文字でスカしてる?「クリエイター」の実態を暴く
「クリエイター」「クリエイティブ系」と聞くと、どんな職業を思い浮かべますか?
クリエイターとは、”創造的な仕事に携わる人の総称”であり、具体例をあげるとデザイナーやライター、漫画家やフォトグラファーなどがクリエイティブ系の職業です。
さらにニッチな例をあげるとするならば、絵画修復士や飴細工職人、YouTuberなんかもクリエイティブ系の職業に分類されます。
しかし、実際にクリエイティブ系の職業に携わった経験がない人からは、「なんか横文字でかっこいい」「ちょっとスカしてる」「意識高そう」なんてイメージを持たれがち。
今回は、クリエイターの実態を暴く実録インタビューシリーズ第2弾をお届けします!
アンニュイなサウンドクリエイターのKくん
20代男性・サウンドクリエイターK
マッシュヘアが似合うサブカル系塩顔イケメン。
1.クリエイターになったきっかけは?
従事することで、自分の関心ある領域の見識が深まるから。
この職業だけが、モチベーションを高く保つことができるから。
2.クリエイターとして働く中で一番嬉しかったことは?
自分のクリエイティブを手放しで褒められたこと。感性を認められているときがいちばん嬉しい。
3.クリエイターとして働く中で一番辛かったことは?
仲間との制作プロセスの食い違いから、アイデンティティクライシスに陥ったことがあって、それがいちばん辛かった。
4.クリエイターとして働く中で一番大切にしていることは?
自分が納得いくかどうか。
5.クリエイターに向いている人の特徴は?
技術を目的と履き違えない人。
クリエイターに向いている人の特徴について考察しない人。
6.今までクライアントに言われた中で一番印象的(意味がわからなかった)な要望は?
分からないときは分かるまで聞くので、特に思い当たらないです。すみません。
7.仕事が行き詰まったとき、どうやって解決していますか?
しばらく制作活動自体をやめる。
8.よく遊ぶ友達は何系の職業が多い?
やっぱりクリエイティブ系。
9.来世はどんな職業に就きたい?
同じ価値観ならクリエイティブ系。またはスポーツ選手。
10.なんかクリエイターっぽい一言をお願いします。
概念になりたいです。
アイデンティティクライシスを乗り越えたKくん
第2回目のクリエイターインタビューは、サウンドクリエイターとして活躍するKくんにお話を伺いました。
いわゆる高学歴で、某大手企業への内定も決まっていたKくんですが、音楽への情熱が捨てきれずサウンドクリエイターへの道を選んだそう。
ちなみに、”アイデンティティクライシス”とは自己喪失を意味する言葉で、「自分とは何なのか」「自分の能力が社会的に通用するのか」という疑問にぶつかり、心理的な危機状況に陥ること。早く概念になれる日が来るといいですね。
文/PAUME編集部
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